研究トピック
気象データを利活用した社会課題の解決
気温や雨などの気象の変化は、人間の行動や意思決定に大きな影響を及ぼします。
例えば、夏の暑い日にアイスクリームを食べたくなったり、冬の寒い朝に布団から出られなくなったりしませんか?
機械学習等を用いて気象データと他分野のデータをうまく組み合わせて利活用する方法を開発することで、社会が抱える様々な課題を解決できる可能性があります。
気象データの利活用方法を開発し、より良い社会の形成へ貢献します!
図:普段から我々は、気象の変化の影響を受けている。
気象現象のしくみの解明
台風や爆弾低気圧の衛星画像を見ていると、まるで生き物のような活き活きとした姿を観察することができます。
なぜ、気象現象は、自然に生まれ、そして消えていくのでしょうか?
その背景には、どのようなしくみが隠されているのでしょうか?
気象データや数値シミュレーションを活用し、気象の謎に迫ります。
図:雲解像解像数値シミュレーションによって再現された爆弾低気圧に伴う雲の三次元分布。
防災・減災に資する情報の創出
豪雨・豪雪や暴風は、災害をもたらし、我々の社会へ大きく影響します。
来る災害に備えるためには、過去のデータを分析し、気象災害の特性を正しく理解することが必要不可欠です。
様々な気象データを分析することで、防災/減災に資する情報の創出を目指します。
写真:2018年12月30日に撮影した上賀茂神社内の風景。
2018年9月4日に上陸した台風21号の影響で、近畿地方では甚大な被害が発生した。